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  • 朝野裕一

運動の選択

どんな運動がいいか分からないという言葉はよく聞きます。

果たして自分にあった運動とは、どうやって探したらいいのでしょう?

選択できる運動(エクササイズ)はそれこそいくらでもある、

だからこそ一方で何がいいか分からない、ということなのでしょう。

考えてみれば、

あの運動流行っていたけれど、今誰もやっていないんじゃない?

ということありますよね。

運動を伝える側も、もちろんある程度トピック性とインパクトがあった

方が流行らせる事ができるので、どうしても一点突破というか、

ポイントを得たというのか?そういう事が必要になってしまいます。

コアが大事体幹が、股関節が・・・

いずれも間違ってはいません。

ただどうしても広く世に伝わると流行り廃りの波に飲まれてしまうのも

致し方ないと言えるでしょう。

要は受け取り側が、どれだけ自分の生活で運動が必要かを理解し、

どんな事が今の自分の状態に合っているのかを知ること。

さらに必要なことは、何を目的にしているのか?何を目指しているのか

がより大事だということです。

エクササイズとその情報を提供する側と受け取る側がぴったりとマッチ

した時に、その継続が見込まれるのではないでしょうか?

もう1つ大事なことは、現状を知ること。これは前から何度もお伝え

していますが、何度でも言っていいことだと思います。

現状を知らずに流行りのエクササイズを自分に適しているか否か判断

しないで行うと、時にはかえって身体の調子を崩したり、色々な部位の

痛みを引き起こしたりする可能性は否定できません。

自分のレベルに合わない高いレベルのエクササイズを見よう見まねで

行なって、本来身体の調子を良くするはずの運動が逆に調子を悪くして

しまう、なんてこともしばしば聞くことです。

運動を提供する側の話に戻せば、1つのテーマのみで全てを判断できる

かのごとき情報提供は慎まなければならないということでもあります。

この点はよくよく注意しないと、ついついテーマを1つに絞りすぎて

全てを判断してしまう事に陥りやすいとも言えます。

まとめると、

運動を行う側としての心得は、自分の身体の状況をよく知ることと、

何を目指しているかを具体化して描くこと、でしょう。

運動を提供する側としては、その点を踏まえた上で、その人の環境や

望みに応じた基本的な運動練習から入って、情報を得るに連れてより

深いレベルの運動指導を行なっていく、という心得が必要だと思います

運動、エクササイズのミスマッチを起こさないためには、通常こんな

ことでいいの?といった基本や原理に則ったものでどう対応できるか

をまず考えるところから始めた方が、正しく・楽しく運動継続が可能

になるのではないかと思っています。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。

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