朝野裕一
肩甲骨がちゃんと動いていますか?
前に「日常の姿勢〜気をつけること:その三」で書いた肩甲骨の
引き寄せ運動。
腰に手を当てているのには理由があります。
肩甲骨を引き寄せようとして肘を後ろに引きますが、
ついつい引き過ぎてしまい、
その割に肩甲骨が引き寄せられていないということが起きがちです。
その時には、背中が丸まっている=胸椎が屈曲位のまま→肩甲骨が
離れていく、ということが起きます。
それを防ぐ意味で、ちょっと手を腰に当てることで、肘の後ろへの
引き過ぎをあまり意識しないようにする目的があります。
上の写真の左側が肘を引き過ぎ、かつ背中が丸まっている状態。
これだと先ほど言ったように肩甲骨が引き寄せにくくなります。
右側のように手を腰に軽く当てて、背中もまっすぐにするような姿勢で
肩甲骨を引き寄せることに意識を集中することで、目的が達成されます
ちょっとした工夫ですが、意外と重要なポイントかもしれません。
ただ、どうしてそういうことが必要なのか?が分かってないと、
中々正しい運動ができないことが結構あると思います。
これからもそういう一見細かそうな、でも実はとても核になるポイント
などを説明していこうと思っています。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。
※また大谷選手ホームラン打ちましたね〜すごい!!※