歩く人
- 朝野裕一
- 2017年10月16日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年10月2日
人は移動するために歩きます。
歩くとき、歩き始めるとき、歩いているとき重心がどう動いているのか?
重心と床(地面)反力の関係など、色々難しいこともあります。
あまりややこしくない程度に、面白さを見ていきたいなと思います。

重心ってそもそも何だろうか?
となりますね。まずは、身体の重みの中心部分と考えてください。

支持基底面、静的バランスについてはすでにお話ししました。
(重心は固定といってもわずかに・微妙に常に動いています)

床(地面)反力ってなんですか?
人が床や地面に立っている時には、重みが床や地面にかかっています。
それに対して、床(地面から)反作用としての力を受けています。
感じるのは、立っているときは 足裏になります。力学的にはその中心
を足圧中心と言います。

面倒臭いお話はこれくらいにして、
まずは歩き始めるときのことを考えてみましょう。
例えば左足から歩を進めるとしましょう。このときの重心の動きはどう
なるでしょうか?
左足を振り出す(浮かせる)んだから、当然右へ重心を移すでしょう。
その通りです。

では、そのとき重みは右へ移動していく。それもその通りなのですが、
重みを感じる足裏は地面から反力を受けます。
ではその足圧(中心)はどうなるかというと、上図のように右側へ重心
を移動する瞬間(一瞬前)に、一度左に重みをかけてその勢いて重心が
右に移動するとう現象が起きています。足裏でそれを感じることは普段
はないでしょうが、体重計などを二つ用意して左右それぞれの上に乗り
その数字をよーーく見ているとわかります。

上から見た図を上に示しましたが、わかりづらいですね。

この図ではどうでしょうか?↑
感覚的にいうと、左の地面を一回押してその反動(反力)で右側に
重心を移動させているということなんです。これまた面倒臭い話ですが
これと同じようなことが、歩き始めにも起きています。
左足を振り出すときはこうです↓

一瞬左側の地面を押した後に重心が右へ移動し、左足が浮いて前に振り
出されます 。
前後の動きも含まれるのですが、よりややこしくなるのでまずは左右
のみの話にとどめます。
何気なく歩いている私たちですが、実はこんな微妙な現象が起きている
んです。

人はそうして色々なところを、色々な形で歩きます。どこでも歩いて
行きます。

砂丘の上でも、
森の中でも、

今日は少しお勉強的になったので、このくらいにしてまた明日に続けま
しょう。ここまで読んでいただきありがとうございました。
また明日お会いしましょう。