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  • 朝野裕一

習慣とはなんだろう?

習慣、生活習慣、生活習慣病。

今や主要な死亡要因の1/3以上は、習慣に関わるものとなっています。

特別習慣について系統だった勉強はしていませんが、実感として、

日々の生活感覚から考えてみたいと思います。

昨日も書いたように、いつの間にか習慣になってしまったことは、

結構多い気がします。

その全てが悪いことかといえば、そんなこともないでしょうが、

やめたいなと思いながらやめられないのは何故なのか?

逆に取り入れた方が望ましいのに、

なかなか習慣づけられないことも度々経験します。

一体どういうことでしょうか?

モチベーションが関係していることは、想像がつきます。

行動経済学ではモチベーション(動機付け)の要因を

外的と内的二つに分けて、どちらが継続性があるかを検証しています。

外的とは、分かりやすくいえば報酬ですね。何かを行えばそのご褒美に

お金や貴重な物やその他待遇の改善(昇進とか)などを貰える。

内的とは、他者から勧められなくても自分から行うこと。

それには特に報酬は伴わない。そういう状態のことを指します。

結論として。最初は外的な報酬系のモチベーションが、

効果を発揮しますが、中長期に渡っての継続となると、圧倒的に内的な

モチベーションが有利だと。

外的なモチベーションは長続きしないのですね。飽きてしまうので、

次から次に目先を変えていかないとなりません。

それでは、習慣として定着したとはいえないでしょう。

何故なら常に外からの働きかけが必要だからです。自分がやめたいなと

思う習慣の一つや二つ誰しも持っていると思いますが、

これって誰かに促されてやっていることでしょうか?

洗脳でもされていない限り、

自分から行っていると自覚できると思います。しかしもはや無意識に

やっているレベルになっているかもしれません。

これは果たして内的なモチベーションなのか?それとも知らず知らず

洗脳されているのでしょうか?

アドラー心理学でいうと、これも本人の目的にかなった行動ということ

になるのかも?

ある習慣がなぜ定着したか?と、

一旦定着した習慣を変えることの難しさは関係があるのでしょうか?

考えれば考えるほどわからなくなってきます。

皆さんはいかがでしょうか。

私はもう少し考える時間が欲しいなと思います。

身体運動を促すための様々な仕掛け

や工夫が、ヘルスケア/フィットネスの業界、分野で試みられています。

これ全て人の習慣づけに関係しています。もう何十年も前からの

変わらぬ課題なのです。

今日も読んでいただきありがとうございます。また明日。

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